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コンテスト参加者その後
2019.11.07

先輩からのエール:OIC2017スタートアップ部門(社会人の部創業前)大賞 中嶋佳乃子さん 

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米研修で起業の志学ぶ

 

 2017年スタートアップ部門(社会人の部創業前)大賞

 

親の頑張る姿応援 子ども預かりプラン

 

 株式会社ベネッセコーポレーション 中嶋佳乃子さん(43)

 

 

 医療機器を研究開発する米国トリプルリングテクノロジーズ社を

視察した2017年のコンテスト受賞者ら

 

 夫婦でランニングをするのが趣味で、30代からマラソンやトライアスロンに参加するようになりました。5歳の娘がいますが、夫婦でレースに出る時は実家に預けるしかありません。わが子に応援してもらうと同時に、親が頑張る姿を見せ何かを学んでほしいと思い付いたのが第1回コンテストで発表した預かりプランです。ランナーとして出場する親と、子どもを預かる付添人とをマッチング。当日は付添人が子どもを預かり、親のレース設定に合わせて沿道で親を応援するのをサポートします。

 私は岡山イノベーションスクールの1期生で、学びの仕上げとしてコンテストに応募。幸い最終審査に残り、部門別の大賞までいただけました。親子ともに良い効果が生まれるとの狙いで作ったプランですが、具体化にはもうしばらく時間がかかりそうです。

 スクールに参加したのは、産休・育休が明けて仕事に復帰した時期。育児もあって時間が思うように使えないなど、仕事で行き詰まりを感じていました。新しい視野を開く機会がないか探していた時にスクールの案内を見掛け、無料だし近いし時間的な負担も少ないとあって、幼い子どものいる私にとって、もってこいのビジネススクールでした。

 面白かったのは5、6人で新しいビジネスのアイデアを出し合うグループワーク。スクールではさまざまな業界、立場の人と討議することで刺激を受け、新しい価値観を得られました。何より会社とは別のネットワークを岡山で持てたのは大きな財産。今も“同窓会”のように定期的に集まっては、アイデアと活力をいただいています。

 コンテストはアイデアを披露する絶好の機会であるだけでなく、論理的に話を組み立て短時間で伝える能力が問われる場。自分の強み・弱みや、会社で20年間培った経験が生かせると分かった一方、企業を経営面から見る目も生まれました。

 副賞の米国シリコンバレーへの研修旅行は貴重な体験でした。企業視察では圧倒的なスピード感に驚かされると同時に、事業を動かしているのが社会の「不(不便や不満)」を解消したいという強い思いだと理解できました。起業家は志がないと続きません。皆さんも地域課題を解決するのだという意志を持って、コンテストに挑んでください。


 なかしま・かのこ  1998年大阪大理学部卒。同年ベネッセコーポレーションに入社し、主に児童・生徒向けの教材を制作。「算数・数学好きな人、生き生きと働くママを増やす」ことを追求している。鳥取市出身。

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